USJのハロウィンイベントと米津玄師の共通点
去る2025年7月10日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が秋のシーズンイベント『ユニバーサル・エクストリーム・秋 ~ディスカバー U!!!~』(9月10日開幕)に合わせて、『1デイ・学生割引パス』の販売を発表した。このイベントはUSJの25周年、そしてハロウィン・ホラー・ナイトの15周年を記念し、過去最大級のゾンビ数による恐怖体験が予告されている。
そんな中、イベントの目玉プログラムの一つ『Zombie de Dance』では、King Gnuの「SO BAD」やAdoの「Show」、三代目 J SOUL BROTHERSの「Rat-tat-tat」といった過去のヒット曲が使用される。このラインナップには、米津玄師の楽曲こそ含まれていないものの、米津玄師の音楽が持つダンスミュージック的なエネルギーや、彼が手がける楽曲の影響力は、こうしたエンターテインメントイベントに通じるものがある。
米津玄師:J-popシーンのカリスマ
静岡県出身の米津玄師は、作詞・作曲・編曲からプロデュース、さらにはミュージックビデオの映像制作までを自身で手がけるマルチアーティスト。2010年代から日本の音楽シーンを牽引し、「Lemon」「感電」「KICK BACK」などの楽曲は国内外で広く知られている。特に「Lemon」は、ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として累計売上300万枚(デジタル含む)を超え、社会現象となった。
米津玄師の音楽は、J-popとロック、エレクトロニカ、ヒップホップなどが融合した独自のスタイルで、リスナーの心の深い部分を揺さぶる。2018年の『米津玄師 2018 LIVE / Flamingo』や2020年の『STRAY SHEEP』ツアーは圧倒的な描写力で観客を魅了し、彼は今や日本を代表するアーティストの一人として認知されている。
ハロウィンと音楽の融合:Zombie de Danceの意義
USJの『Zombie de Dance』は、ゾンビたちが人気曲に合わせて踊るというユニークなプログラム。King Gnu、Ado、三代目 J SOUL BROTHERSといったアーティストの楽曲がセレクトされているが、米津玄師の楽曲がもしラインナップに加わる未来があれば、それはJ-popシーン全体にとっても刺激的なコラボレーションになるだろう。彼の楽曲には、ダンスビートを基調にしつつも叙情性を湛えた「POP SONG」や「KICK BACK」など、ハロウィンイベントにぴったりのインパクトがある。
過去に米津玄師は、ドラマ『MIU404』の主題歌「感電」や、映画『シン・ゴジラ』の主題歌は手がけていないが、エンターテインメント業界との接点の多さが印象的だ。例えば、2022年にリリースした「KICK BACK」は、アニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとして世界的に注目され、ゲームやフェスとのタイアップも実現している。
USJイベントとアーティストのコラボが生む化学反応
USJはこれまでに、『クールジャパン』シリーズや『ユニバーサル・サプライズ・ハロウィン』など、音楽とアトラクションを融合させたコンテンツでファンを魅了してきた。今回のハロウィンイベントでは、学生向けに1,000円割引となる『1デイ・学生割引パス』が販売される。通常1デイ・スタジオパスの価格(例:大人1日8,600円)よりお得で、期間は2025年9月10日から11月3日まで。学生証を提示すれば、この割引パスで入場できる。
今後の米津玄師の活動に期待
USJのイベントとは直接関係しないが、米津玄師の音楽がこうした大規模エンターテインメントで起用される可能性は常に存在する。彼の過去のライブツアーでは、ステージ演出が高い評価を得ており、映像や照明との融合で独自の世界観を生み出している。もしUSJのアトラクションやパレードで米津玄師の楽曲が使われる日が来れば、それはJ-popファンだけでなく、テーマパークファンにも新たな感動を提供するだろう。
米津玄師は近年、米国やアジアでの配信拡大、海外フェスへの出演を視野に入れており、グローバルな活躍が期待されている。USJのような国際的なテーマパークとのコラボは、新しいファン層へのアプローチとして理想的。今後の展開に注目したい。